言語聴覚研究コースについて
子どもは、通常、どの言語社会に生まれても、特に苦労することなく、自然に母語を獲得します。しかし、発達過程のどこかで何らかのトラブルが生じ、言語聴覚の発達の遅れや障害が生じることがあります。また、一旦ことばを獲得した後に、病気や事故などで言語聴覚機能を失うこともあります。さまざまな言語聴覚障害は、社会生活を送るうえで、大きな壁となり、本人のみならず家族の生活に影響することが少なくありません。本コースは、このような小児・成人の言語・コミュニケーション障害のある方に対して、専門的に支援できる臨床家・研究者の養成を目的としています。博士前期課程で学びつつ、厚生労働省の指定する科目を履修することで、言語聴覚士国家試験の受験資格を取得できます。さらに研究を深めるための後期課程も併設されています。

カリキュラム
修了に要する科目,単位数,科目数などの要件
要件項目名 | 必要単位数 | 必要科目数 | 備考(上限、その他) |
---|---|---|---|
総単位数 | 30 | ||
‣選択必修科目(必修) | 6 | ||
┗言語聴覚障害学特論 | 2 | ||
┗言語聴覚障害研究法B(実験計画法) | 2 | ||
┗言語聴覚障害研究法D(文献講読) | 2 | ||
‣選択必修科目 | 2 | 「コミュニケーション科学研究法A」「同B」のうち、1科目は必ず履修すること | |
‣選択科目 | 22 | ||
┗自専攻自コース科目 | |||
┗自専攻他コース科目 | |||
┗委託聴講科目 | 4単位まで修了に必要な単位として認められる。 ※ただし、国連大学委託聴講科目は認められない。 | ||
研究指導(必修) | 2 | 単位なし、2年次以降に毎学期自動的にLoyolaに登録される 2科目以上合格すること | |
修士論文 | 必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査および試験に合格すること (修士論文を提出する学期の履修登録期間に必ず自身でLoyolaにおいて修士論文を登録すること) ※9月修了希望者は学事センター(教務)窓口で登録する。 |
授業科目の編成・単位
科 目 名 | 単 位 数 | ||
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必修 | 選必 | 選択 | |
言語聴覚障害学特論 | 2 | ||
失語・高次脳機能障害学特論A | 2 | ||
失語・高次脳機能障害学特論B | 2 | ||
聴覚障害学特論A | 2 | ||
聴覚障害学特論B | 2 | ||
聴覚障害学特論C(補聴器) | 2 | ||
聴覚障害学特論D(人工内耳) | 2 | ||
小児言語発達学特論 | 2 | ||
言語聴覚学特論A(成人のコミュニケーション障害) | 2 | ||
言語聴覚学特論B(小児のコミュニケーション障害) | 2 | ||
言語聴覚障害研究法A(心理統計) | 2 | ||
言語聴覚障害研究法B(実験計画法) | 2 | ||
言語聴覚障害研究法C(データ分析) | 2 | ||
言語聴覚障害研究法D(文献講読) | 2 | ||
コミュニケーション障害分析法A (治療診断学・成人) | 2 | ||
コミュニケーション障害分析法B (治療診断学・小児) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義A(機能性構音障害) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義B(器質性構音障害) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義C(発声発語の生理学) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義D(音声障害) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義E(吃音) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義F(学習障害) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義G (成人の運動性構音障害・摂食・嚥下障害) | 2 | ||
言語障害研究特殊講義H (小児の運動性構音障害・摂食・嚥下障害) | 2 | ||
臨床医学特論A(神経内科学) | 2 | ||
臨床医学特論B (精神医学・リハビリテーション医学・コミュニケーション障害と心理臨床) | 2 | ||
臨床医学特論C (耳科学・形成外科学・歯科口腔外科学) | 2 | ||
臨床医学特論D(神経系の基礎と病態・内科学) | 2 | ||
臨床医学特論E(発達障害医学・脳性麻痺) | 2 | ||
言語聴覚病理学特論 (医学概論・解剖学・生理学・病理学) | 2 | ||
高次脳機能障害学演習A | 2 | ||
高次脳機能障害学演習B | 2 | ||
言語発達障害学演習A | 2 | ||
言語発達障害学演習B | 2 | ||
聴覚障害学演習A | 2 | ||
聴覚障害学演習B | 2 | ||
発声発語障害学演習A | 2 | ||
発声発語障害学演習B | 2 | ||
発声発語障害学演習C | 2 | ||
発声発語障害学演習D | 2 | ||
コミュニケーション科学研究法A | 2 | ||
コミュニケーション科学研究法B | 2 | ||
臨床実習1 | 2 | ||
臨床実習2 | 2 | ||
統辞論基礎 ※注2 | 4 | ||
意味論基礎 ※注2 | 4 | ||
音声学・音韻論基礎 ※注2 | 4 | ||
実験音声学特講・演習Ⅰ-A ※注2 | 2 | ||
実験音声学特講・演習Ⅰ-B ※注2 | 2 | ||
実験音声学特講・演習Ⅱ-A ※注2 | 2 | ||
実験音声学特講・演習Ⅱ-B ※注2 | 2 | ||
Psycholinguistics ※注3 | 2 | ||
Second Language Acquisition(English)※注3 | 4 | ||
(他)心理測定学特殊研究Ⅰ ※注1 | 2 | ||
(他)心理測定学特殊研究Ⅱ ※注1 | 2 | ||
(他)認知心理学特殊研究Ⅰ ※注1 | 2 | ||
(他)認知心理学特殊研究Ⅱ ※注1 | 2 | ||
(他)生理心理学特殊研究Ⅰ ※注1 | 2 | ||
(他)Physiopsychology 2 ※注1 | 2 | ||
(他)発達心理学特殊研究Ⅰ ※注1 | 2 | ||
(他)発達心理学特殊研究Ⅱ ※注1 | 2 |
※注1:心理学専攻開講科目。
※注2:言語学専攻開講科目。
※注3:英語教授法コース(TESOL)開講科目。